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灰からアールヌーボーに

 

オーレスンは、空に高くそびえる塔や装飾など、典型的なアールヌーボー建築の街として有名です。1904年1月23日、嵐の夜の大火によって街の大半が焼失しました。その後3年で、新しい近代建築様式、アールヌーボー様式で街は再建されたのです。
今日、オーレスンは近代的な国際都市となり、観光、漁業、造船、船の設計、家具デザイン、そして起業家精神あふれる街となりました。オーレスン地域の勤勉な人々は、伝統に根ざしています。昔から、ここに住む人々は、一流の商人であり職人です。お決まりのジョークがあるのですが、「荒れ果てた土地で見捨てられても、3ヵ月後には家具工場を始め、チャペルを建てる」というのがオーレスンです。
オーレスンを観光で訪れた人は、オーレスンをノルウェーで最も美しい街に選んでくれます。観光スポット、アクティビティもたくさんあります。例えば、アールヌーボー建築、魅力的な街の歴史、水族館、博物館、フィヨルド沿岸の観光、さまざまなイベント、ショッピング、レストラン、活気あるナイトライフ、ハイキング、釣り、バードウォッチング、灯台訪問など魅力的なポイントがいくつもあります。オーレスンへは、毎日、コペンハーゲン(SAS)とアムステルダム(KLM)から直行便が運行しています。この街は、有名なユネスコ世界遺産に登録されたガイランゲル・フィヨルドなど、ノルウェーのフィヨルド観光の玄関口なのです。
ぜひ、オーレスン、フィヨルド・ノルウェーにいらしてください。自然に癒されパワーが貰えるノルウェーを体感されることを願っています!

 

 

ガイル・S・ヴィーク

ツーリズム・ディレクター
オーレスン&スンモーレ担当